こんばんは 😛

 

遺言のご相談で、

 

「自分の死後、ペットの世話を誰かにお願いしたい」

 

というものがあります。

 

遺言でペットに財産を残して、その財産から生活費を支出して…

 

なんてことができれば良いのですが、、

 

残念ながらペットは「人」とみなされないため、財産を渡すことができません。

仮に渡せたとしても、自分で使うことができないため結局「人」に頼むしかありませんね 🙁

 

ではどうすれば良いでしょうか?

 

具体的な方法としては、

 

①負担付遺贈

→自分が亡くなったら「人(法人を含む)」に財産を渡し、その代わりにペットの世話をお願いする旨の遺言書を作成する方法

 

②負担付死因贈与契約

→自分が亡くなったら財産を渡すので、ペットの世話をしてもらう旨の契約をあらかじめ「人(法人を含む)」と結んでおく方法

 

③信託

→自分が亡くなったらペットの生活費を世話人に送金する旨の信託契約をあらかじめ「人(法人を含む)」や「信託銀行等」と結んでおく方法 ※遺言で信託の設定も必要となります

 

それぞれのメリット、デメリットですが…

 

①は、遺言者の自由意思なので誰にでも頼むことができますが、ペットの世話を断られる可能性があります 😯

②は、契約なので相手方はペットの世話を断ることはできませんが、世話をする人が先に亡くなった場合、契約は終了となり、ペットが路頭に迷ってしまいます 🙁

③は、契約なので相手方はペットの世話を断ることはできませんし、世話をする人が亡くなった場合の対処方法など細かい設定もすることができますが、複雑なしくみのため設定にかなりの費用と時間がかかります 😥

 

他にも相続人が最低限受け取れる財産の権利(遺留分)との兼ね合いや、身近にペットの世話を頼める人がいるのかどうか等、お客様の環境によってもメリット・デメリットは変わってくるかと思います。

 

ちなみに、③の「ペット信託」は3年程前に商標登録され、少しずつ広まってきているようですが、多額の費用がかかるのと、複雑な手続きを任せられる専門家が少ないことからまだまだ利用は少ないようですね。。

 

岐阜でも③のニーズがあるようなら、もう少し深く勉強してみようと思います 😎

 

それではまた(^-^)/