今回もよくある質問にお答えします 😛
Q.成年後見制度を利用するには費用はどのくらいかかりますか?
お客様やケアマネさんからよくご質問をいただく内容です 🙂
A.成年後見制度を利用するには、大きく分けて3種類の費用が発生します。
①裁判所に申し立てるための必要経費
収入印紙、切手、戸籍、診断書などで15,000円前後。。
②裁判所へ提出する申し立て書類の作成を専門家に依頼した場合の報酬
専門家の報酬規程によって変わりますが…10~30万円くらいでしょうか。。
専門家に依頼せず自分で書類を作成すれば②はかかりません。
ちなみに・・・裁判所への申し立て書類の作成は、私達行政書士では行えませんので、
司法書士さんを紹介させていただいています。報酬は10万円前後になります。
③後見人の報酬
後見人に支払う報酬で、後見人が報酬を請求する場合のみ発生します。
報酬額は大きく分けて2つの方法で決められます。
(1)裁判所が後見人を指定した場合(法定後見)
→ 1年に1回裁判所が報酬を決めます。(1年分をまとめて払います)
基本報酬は、一般的に月額2万円。
これに、本人の財産や収支状況、後見人の業務内容などが考慮され、報酬が増減される
しくみとなっています。
(2)本人との契約によって後見人に指定された場合(任意後見)
→ 1ヶ月に1回、本人との契約で定められた報酬をもらいます。
(1)の場合、後見人に選任されてから1年間報酬がもらえないのは辛いところですが・・・
その分、1年後の報酬がボーナスに感じられるかもしれませんね
それではまた(‘-^*)/